こんにちは。 日本に住む人々にとって、親しみ深いご馳走と言えば、鮮魚を生のままでさばいた「お刺身」。ところで、お刺身のことを「お造り」と呼ぶこともありますよね。同じものをイメージする方も多いかと思いますが、その違いをご存じですか?



「お刺身」と「お造り」の違い

「お刺身」、「お造り」とも、お魚を切って分けた「切り身」です。ただ、数百年前、武士が刀を用いる武家社会だった日本では「切る」という言葉が縁起の悪いものとされており、「刺身」と呼ばれるようになったのだそうです。

さらに言うと、刺身は関東地方が発祥なのですが、これが関西に伝わった際、「刺す」という言葉も縁起が悪いとされ、「造り身」、そして「お造り」へと言葉が変わったと言われています。

もともとは地方によって呼ばれ方が違った、ひとつのお料理。現在では牛や馬などの動物のお肉、こんにゃくなどの加工品も含め、新鮮な切り身全般の呼称として「お刺身」が使用されるようになりました。「馬刺し」などがそうですよね。 さらに、魚の尾頭付きや船盛りのように盛り飾られた魚介類、すなわち、つくる際に一手間がかかったものを「お造り」と呼ぶ傾向にあります。



職人の腕が光る「百魚」の「お造り」

一手間がかかった、こだわりの「お造り」を食べたいときにおすすめなのが「百魚」です。「鮮魚個室」の名を関するように、お魚にこだわりのある「百魚」では、大分県豊後水道、富山県氷見、愛媛県宇和島など、日本有数の漁港と提携し、毎朝新鮮な魚介類を仕入れています。新鮮なお魚を用いた「旬鮮お造り」は、四点盛り合わせ、七点盛り合わせの2種類があり、好みやシチュエーションに応じて選ぶことができます。この時期に旬を迎える鮮魚が、職人のこだわりによって素材の味が存分に生きた状態で味わえます。プロの技を、目で、舌で楽しんでみてください。

その他にも、「百魚」には旬の食材を使ったメニューがたくさんあります。四季のある日本では、お魚だけでなく、お野菜なども、季節によっておいしいものが変わるもの。そうした四季の味覚を楽しめるのが、「百魚」の魅力です。まだまだ寒い時期が続きますが、そんなときこそ栄養たっぷりの旬の食材をたくさん食べて、元気に冬を乗り切っていきましょう。

「百魚」があるのは、東京の一等地、銀座。落ち着いた雰囲気の中で、ゆったりとお食事を楽しみたいときにはうってつけのお店です。お席の希望がありましたら、事前にお店に連絡をするとスムーズですよ。