こんにちは。

日本語には、世界的に見ても非常に特徴的な「漢字」というものがあります。現在の日本において、常用漢字と定められているものだけで2136文字。常用以外の漢字を含めると、本当にたくさんの文字があります。

その中で、同じ読み方ながら微妙に意味が違う漢字もあります。その意味を知っておくと、少し物事の見え方が違ってくるかもしれません。

今回は「港」と「湊」の違いについて、紹介いたします。

「湊」の持つ意味とは



「港」「湊」は、いずれも「みなと」と読みます。前者に関しては馴染みがあると思いますが、後者についてはいかがでしょうか。最近では、子どもの名前に使われることが多いので、目にされたことのある方もいらっしゃるのではないかと思います。

「港」を広辞苑で引くと、河海などの水の出入り口、また、湾や河口を利用し、防波堤を築いて締めは安全に碇泊できるようにした所、とあります。「湊」に関しても基本的には同じ意味なのですが、そこにプラスして、物や人が集まるところ、という意味も含まれているようです。人名に使われるのも「人が集まる」つまり「友達がたくさんできる」という願いが込められていると考えれば、納得です。



人の集まる場所「湊一や」

私たちが生まれるずっと以前、港には本当に多くの人々が集まっていました。そして現代で人が集まる場所と言えば、そう、飲食店。おいしいお料理とお酒のある場所はいつも人で賑わい、笑顔が溢れているものです。

そんな飲食店の中で「湊」を店名に掲げているのが「湊一や」。新鮮なお魚や日本各地の銘酒が楽しめる、とてもすてきなお店です。完全個室で使い勝手も非常にいいので、ご宴会などに是非利用してみてください。職人が手掛ける創作和食を食べれば、人が集まる理由が分かるのではないかと思います。